若年認知症家族会
旭川ひまわりの会

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(担当者:石井)
若年性認知症相談センター
家族の集い
投稿日:2021年10月17日

2021年10月定例会

10月16日(土)PM1:30~PM3:00 上川教育研修センター 第1研修室

 前回4月に行われて以来、実に半年ぶりの開催となりました定例会。コロナ禍での自粛生活でみんながどのように過ごしていたのかが気になっていましたが、元気に挨拶を交わす事ができて、まずはほっと一安心。

 今回は、若年性認知症の方、御本人様が7人も参加してくださいました。他にも、家族様、支援者の方、事務局側と、15人が集まり、活発な会話がたくさん交わされました。

 まずは先日10月10日(日)に行われた北海道ひまわりの会主催の15周年記念 公開講座『若年認知症当事者の抱える困難を共に乗り越えて』(オンライン講座)に参加した副会長の緑川より報告と感想を話させて頂きました。新しいデータを知ることで北海道における若年認知症をとりまく様々な現状を知ることが出来た事、そして10年前とほぼ変わらない問題点等も改めて確認出来ました。

 また、そういった問題点から、さらに掘り下げて旭川ひまわりの会の家族様の事例から過去に後悔したと感じた事なども話され、今度はそれについて他の家族様や支援者の方々からも活発な意見が交わされていました。

 本人様の皆さんは、一緒に話し合いに参加される方、パズルで遊ばれる方、歌を歌いだす方、そしてその方に一緒についてあげて見てあげる方など、様々な‘’ご活躍‘’をされて楽しく有意義に過ごして頂きました。それぞれが自分らしく自信を持って行動しそれを許容してあげられる時間と居場所・・・正に理想的な家族会の形の一つではないでしょうか。

 ‘’当事者の方が自分らしく安心して生活できる社会‘’これこそ家族会の目指すところであり、どのような方でも本来保証されなければならない権利だと信じて、これからも私たちは地道にコツコツと活動を続けて行くんだという想いを改めて強く持ったのでした。

 *次回の定例会は、12月18日(土)開催予定です。

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